1、各自衛隊の特徴

自衛官は国を守るという崇高な使命のもと、陸海空ともに日々鍛錬を重ねています。

そのような誠実で頼もしい自衛官と結婚したい、自衛官を家庭で支えていく人生にしたいという女性が増えています。

日本には陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊がありますが、組織文化や仕事の感覚ももちろん違います。

簡単にそれぞれの自衛隊の特徴を見てみましょう。

1、陸上自衛隊

陸上自衛隊は、地域に根を張る最大の実働部隊。

三自衛隊で最大規模です。

普通科、機甲科、特科、施設科、通信科目、航空科など非常に多くの組織があります。

特徴は、最後は人が現場に立つこと。

領土防衛はもちろんのこと、地震・豪雨・土地災害などで国民が最も直接目にするのが陸上自衛隊です。

また、全国各地に駐屯地があり、地域社会との結びつきも強いです。

「部隊」「仲間」「現場」という意識が強い組織です。

一言でいえば、「泥にまみれて最後まで現場に残る」自衛隊です。

2、海上自衛隊

日本は、資源や食料の多くを会場輸送に頼る島国です。

そのため海上自衛隊の重要な仕事は、日本近海のみならず海上交通路そのものを守ることです。

護衛艦、潜水艦、掃海艦艇、哨戒機など、巨大で複雑な装備を少人数のチームで運用します。

海上自衛隊は、一度出港すると、長時間閉ざされた環境で共同生活します。

艦長から若い隊員まで同じ船の運命共同体です。

したがって規律。、専門技術、チームワークが非常に重要になります。

旧海軍以来の伝統を感じさせる部分も、自衛隊の中では比較的強いです。

日本の生命線を海で守る、技術者集団です。

3、航空自衛隊

航空自衛隊の特徴は、何と言っても時間との勝負です。

外国軍機などが日本周辺に接近すればレーダーで探知し、必要に応じて戦闘機が緊急発進します。

陸上部隊なら数時間、数日かけて動く場面でも、空では数分の判断が重要になります。

そのためパイロットだけではなく、航空管制、警戒管制、整備、通信、レーダー、気象など、高度な技術の集合体です。

組織文化にも、合理性や技術志向が比較的現れやすいです。

日本の空を24時間監視する、スピードと技術の自衛隊です。

2、各自衛隊の人間類型

人の性格はそれぞれですから、陸上自衛隊の人間はこうだ、と決めつけるわけにはいきません。

しかしながら、与えられた役割や仕事のパターンで、各自衛隊の人間類型の特徴が浮かび上がってきます。

1、陸上自衛官の人間類型

・気質の傾向は、仲間意識が強く現場型である。

・人間関係は、体育会系の上下関係

・家庭生活は、比較的一般家庭に近い

・転勤は多い

・長期不在は、演習の時にある。

・妻側に必要なことは、転勤への対応性。

陸自は人数が圧倒的に多く職種も幅広いので一括りにはできませんが、三自衛隊では比較的「体育会系」「仲間を大切にする」「現場で働く」という雰囲気です。

結婚後は駐屯地を中心に生活しますので、海自のような艦艇勤務ほど長期間全く帰宅できない生活にはなりにくいです。

一方で、演習、警戒、災害派遣など急に家庭を離れることがあります。

つまり妻側から見ると、普段は普通のお父さん、でも何か起きたら突然自衛官になる、という感じです。

2、海上自衛官の人間類型

・気質の傾向は、規律・忍耐・責任感

・人間関係は、長期の艦上の共同生活により濃密なチーム型

・家庭生活は、長期不在期間への理解が重要

・長期不在は、特に多い

・妻側に必要なものは、自立性。夫が居なくでも平気に生活できること。

海上自衛官の妻には、一人でも生活できる力が必要です。

艦艇勤務の場合、出港すれば家庭を離れます。

任務によっては長期間になります。

さらに勤務内容によっては、連絡にも制約があります。

自分の仕事や趣味、友人関係を持っていて、しっかり自分一人でも生きていける女性が好ましいです。

海上自衛官は長く閉鎖環境で勤務するため、仲間との信頼、役割分担、規律を重視する感覚が身についています。

これは、家庭生活でもプラスになる事柄です。

3、航空自衛官の人間類型

・気質の傾向は、合理的で技術志向である。

・人間関係は、専門職的でそれぞれ。

・家庭生活は、比較的生活設計しやすい。

・転勤は多い

・長期不在は職種によります。

・妻側に必要なものは、勤務への理解です。

航空自衛隊というと戦闘機パイロットが目立ちますが、実際には整備、警戒管制、通信、気象、輸送など多数の専門職があります。

高度な機械システムを扱うため、職場文化も比較的、技術・手順・合理性重視になりやすいです。

同じ自衛隊でも航空自衛隊は、体育会の印象ではなく、安定した技術系公務員に近いです。

3、各自衛隊員のモチベーション

1、陸上自衛隊

陸上自衛隊は、「人を守る」ことへのモチベーションが強いです。

陸上自衛隊は、国民との距離が最も近い自衛隊です。

災害派遣では、倒壊家屋の捜索、道路整備、給水、入浴支援など、被災者と直接向き合います。

そのため、「困っている人の役に立った」「自分たちがいかなければ誰が行く」という実感が、

モチベーションになりやすい。

陸上自衛隊の誇りは、「最後に現場に立つのは自分たちだ」というところです。

2、海上自衛隊

海上自衛隊の自衛官は「自分の持ち場を守り抜く」という意識が強いです。

洋上では、簡単に代わりの人を呼べません。

一人ひとりに持ち場があり、その仕事を遂行しなければ、艦そのものの能力に影響します。

ですから「自分の任務えお完遂する」という職人的な責任感がモチベーションになります。

そして日本の海上交通を守るという仕事は、一般国民からは見えにくい。

「誰にもみられていなくとも、海を守っている」という静かな職業的誇りを持っています。

3、航空自衛隊

航空自衛隊は、また違うモチベーションです。

航空機、レーダー、ミサイル、通信、管制など、極めて高度なシステムを扱います。

一つの小さな判断ミスが重大な結果につながりなねません。

そのため、

「もっと技術を高めたい」「もっと正確になりたい」「この仕事は自分にしかできない」

という専門職としての自負を持ちます。

パイロットだけではありません。

整備員なら「自分が整備した航空機を安全に飛ばす」。

管制官なら「自分たちが日本の空を見続けている」。

そのような誇りがあります。航空自衛隊の自衛官は、

「最高の状態をつくり、瞬時に対応する」というモチベーションが強いです。

4、何故自衛官は、そんなにも人気があるのか?

1、頼りがいと強さ、カッコよさ

陸上自衛官の泥臭い迷彩戦闘服。

これが生活エリアで接する自衛官のイメージです。

屈強な鍛えられた体、力強いイメージ。

また、海上自衛官、航空自衛隊のカッコよい制服姿。

これは、若い女性の憧れの的です。

この自衛官の強さ、カッコ良さが女性の憧れの的になっています。

2、誠実で真面目な人柄

平成、令和と男性がソフト化・女性化してきています。

そのような風潮に対し、自衛官は誠実で真面目な良き昭和のイメージを、

いい意味で保っています。

現代の風潮の中で、誇り高い崇高な印象があります。

3、国家公務員としての安定

自衛官=国家公務員です。

あるバーを超えてきた、一定の身分の安心感。

国家公務員としての賃金水準、各種手当、福利厚生が充実。

将来のライフプランが立てやすい、あるいは見えてくる、

といったところも、人気の裏付けとなっています。

4、家庭を大切にする温かさ

陸上自衛官に見られるように、周囲の人のためにとことん体を張って、尽くす。

このような人に対する優しさは、家庭を大切にする温かさをイメージさせます。

職務が厳しいからこそ、実際に奥様やこどもを心から大切にする優しい方が多いようです。

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